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シッティングの現場から

京都市 猫 ラクくん(5歳)

ラク

少し肌寒い日が続くようになりましたが、今回はまだ暑い7月末にいただいたお電話からシッティングにお伺いする様になった、F様宅・黒猫のラクくんのシッティングをご紹介します。

7月末。京都市内の某地域包括支援センターからご相談のお電話をいただきました。
「介護をうけている方が入院されるため、その方が飼っている猫のお世話をしてもらえないか」という内容でした。

早速、カウンセリングにお伺いすると、猫のラクくんは飼い主様以外には懐かず、来客があった際に姿を見せることはない。とのこと。確かに、この日もラクくんはずっと隠れて姿を見せてくれません。
飼い主様と一緒に、ラクくんの性格や環境を考え、今後のお世話についてしっかりとお話させていただきました。
あまり頻繁なお世話は、人慣れしていないラクくんのストレスにもなりかねませんし、F様宅では自動給餌期を設置されていますので、出来るだけ少ない訪問回数でのお世話をさせていただくことになりました。

お世話の基本となる、フードの補充やトイレ掃除はもちろん、自動給餌器の動作確認や、温度管理の為に常に稼動させているエアコンがきちんと動いているかもチェックさせていただきます。

8月からお世話を開始しましたが、初めてのお世話の時は、案の定声も聞こえず姿も見せてくれません。
猫ちゃんのお世話ではフードを置き餌をする事も多く、出てきてくれなくてもあまり問題はないのですが、今回はご入院中の飼い主様のご希望もあり、安否確認のため家中を探し回って、やっとのことでクローゼットの奥に潜んでいるところを発見しました。
「こっちくるな!」って怒られちゃいましたが…

(怒ってるお顔もかわいいですね…)

その後も声は出してくれるものの、姿は見せてくれなかったのですが、4回目にお世話に伺った時には、初めてクローゼットから出て姿を見せてくれ、そしてなんと!6回目のお世話の時には、ご飯を催促するように体をスリスリしてくれるようになりました!

「ご飯の追加よろしく…!」って言ってるのかな?(笑)

ラクくんが慣れてきたことを飼い主様にご報告すると、とても驚かれ、また喜んでいただけました。
また、当初は[他人が訪問する]というラクくんのストレスを考えて、お世話は最低限の回数でご希望されていましたが、スタッフにラクくんが慣れてくれた事で、今度は生活環境でのストレス軽減を考え、お世話に入る回数を増やす事となりました。今ではさらに仲良しになっています♪
今回の様に、お世話をするコの性格や状況、環境に合わせて、お世話の内容はカウンセリング時に決めさせていただいております。また、シッティングが開始されてからも、内容や訪問回数を調整等が可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。

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